8月某日。ナンパを始めようと決意してちょうど1週間たったくらいだった。
そろそろ行動しないとやばい。
やると決めても一人ではなかなか一歩が踏み出せないでいた。
そんな中でも自分の中では他人から学ぶことの必要性を感じ、気づけばオンラインサロンに申し込みモテるための情報を漁っていた。
初めての合流
そんなある日オンラインサロンの掲示板のようなものがあるのだがそこでこんな書き込みがされていた。
「明日スト出ます。ストやったことない方も是非合流しましょう。僕自身まだまだですが、人を励ますことならできます。笑」
これはチャンス!自分の心の中での叫びが聞こえた。
知らない人と合流することに抵抗がなかった訳ではない。
でも何も進歩せずにダラダラ日々を過ごすか、合流してもらって何かの一歩を踏み出すか。
どんな人と合流できるか不安もあったがとりあえず会ってみて決めようと思いすぐに合流申請していた。
そして合流。
ナンパについての考え方やナンパのやり方についていろいろ教えてもらった。
今回合流してくれた方をDさんとして紹介するが、Dさんにもたくさんの初めての経験をするきっかけをもらえた!
D 「ナンパなんてやらない人がほとんどなのでその一歩踏み出せただけでもすごいですよ。」
マ 「そうなんですね。最近ツイッターで即報とかよくみますけど。努力すればみんな簡単にできてしまうのかなって思ってました。」
D 「そんな人はナンパをしている人でも少数の人たちですよ。基本的に即れてない人の方が多いです。僕も半年やってやっと1即できたくらいなので。」
ナンパの現実はあまりにも厳しい。
なかなか結果が出ないし、時間や精神的にも負担がかかるので半年後も続けている人でさえ1割に満たない。
そんな話をしつつもお互い半年後も合流しましょうと地蔵話に花を咲かせつつ声かけをすることとなった。
地蔵克服。そして初声かけ。
さすがに地蔵していた僕を見かねてDさんが実際に声かけを見せてくれた。
D 「じゃあ初めは何も考えずにこんばんは。今帰り?ってだけ伝えに行きましょうか!
言ってからはすぐ逃げてきても大丈夫なので」
マ 「はい。やってみます。」
マ 「こ、こんばんは。今帰りですか?」
文章では簡単にできたように見えるかもしれないが、長時間歩いてやっと出た一言だった。
今でも覚えているが、蚊の鳴くような声で震えていたのを覚えている。
女の子からすると何を言ってるかわからない変なやつに映ったかもしれない。
でもそんなことは関係ない。
自分の中ではやっと一歩を踏み出せた瞬間だった。
今回Dさんがいたからこそできたことだが、地蔵で悩んでいる人は特にとりあえず言うことを決めて何も考えずに行ってみるのがおすすめだ。
その後のトークや連れ出しのことを考えてしまうと声かけすらできなくなる。
女の子から受けた洗礼
初めて声かけできてからは声かけする女の子を指定してもらえてなんとか声かけだけはできるようになっていた。
でもDさんと何か違う。
明らかに女の子の反応が違った。
僕が声かけする時は女の子をびっくりさせたり、不審者を見るように見られていた。
確かに迷惑に感じる人もいると思うが、明らかに受け入れられていないのが自分でもわかり最初はかなり凹んだ。
でも合流して励ましてもらったり、何が女の子の反応を悪くしているのかが現場でわかったのがせめてもの救いだった。
今でこそよくなかった原因がはっきりわかるので反省の意味も込めて書いていこうと思う。
初めて声かけする人には多いようだが大きく以下の2点が女の子に不快感を与えていた。
- 声の大きさ
- パーソナルスペース
声の大きさ
初めて声かけする時は自信がないためどうしても声が出ない。
初めの一声が小さくなってしまうと、女の子からしても自信がないように見られてしまう。
何を言ってるのかよくわからない人から声をかけられても怪しいと感じるのは当たり前だろう。
ストを続けて2ヶ月経った今でもなかなか大きな声で話しかけるのができてない。
でも反対に大きな声で声かけできると自信があるように見えて女の子の反応もよくなる。
ナンパに慣れていない時はいつもの1.5倍くらいの声で話しかけることを意識するといい。
パーソナルスペース
声の大きさが小さいと相手が聞き取れないので自然と相手との距離が近くなってしまう。
そうなってしまうとパーソナルスペースを侵してしまい相手に不快感を与えてしまうためすぐに逃げられてしまう。
パーソナルスペースを侵してしまうかどうかはその人の体格や格好などで変わるので最初はどれくらい距離を取ればいいかもわからない。
こればかりは自分自身で声かけ数を増やして感覚を掴むのが一番早いと考えている。
それか合流相手に見てもらうのも一つの手だ。
パーソナルスペースを侵してしまうと女の子の反応が悪くなるのでナンパでの一つのポイントだと思う。
初ストでの学び
負の感情が行動に繋がった。
ストを始めると決意してもなかなか一歩を踏み出せない。
それはやったことがないから。誰でも初めてやることは怖い。
でもいつまでも怯えて行動できないと何も変わらない。
そんな行動できない自分に対する苛立ちや焦り。
そんな感情があったおかげで合流申請するまで行動に移すことができた。
最初は合流がおすすめ
よく一人でストできないと意味がないということをいう人もいる。
確かにそうかもしれない。
でも初心者にとってそれはかなりハードルが高いと考える。
だからこそ初めてストをする時は合流するのがオススメだ。
そもそも何も行動できないよりかは誰かを頼ってストをやってみることが大事だからだ。
主体的な行動が大事
何事もそうだろうが自分の意志で行動することが大切だ。
ナンパのようにやってもやらなくてもいいものは特に。
相手から言われてやらされている感覚でいるとそもそも行動に移せないし、行動できても続かない。
何のためにナンパをするのか?ナンパをしてどうなっていたいのか?を自分自身に問いかけて目的や目標を明確すると主体的に行動できると思う。
最後に
今回も学びで書いた以下3点が僕の地蔵克服に繋がった。
- 負の感情を行動に結びつける
- 合流する
- 主体的に行動する
地蔵で悩んでいる人は一人で完結しようとせず他人を頼ってみることに目を向けてみるのも一つの手だ。
これまで僕の初声かけまでの経緯を書いてきたが、この記事が読者の皆さんの何かのきっかけとなれば幸いだ!