この日もいつも通りナンパ師と共に街に出ていた。
ナンパの可能性を感じる出来事があった。
結論から言うと、自分の中では声かけた中で一番かわいい子と連絡先を交換し、アポまで持っていけたのだ。
これまで苦しみながらストリートナンパを続けていたが、ナンパでこんな可愛い子に出会えてデートまで持っていけるのかとナンパのメリットをかみしめることができた。
初めてストリートナンパでアポをとってデートした記憶を素直に振り返っていきたいと思う。
運命の出会い
寒さが際立ってきた11月某日。
「最近は寒くなってきたし、反応が悪くなってきたな。」
そんなことを感じながら声掛けしていると、駅に向かってゆっくり歩く白いコートの小柄の子を見つけた。
小柄だがモデルみたいな顔している。スタイルもいい。
声掛けして見る。
マ「こんばんは。今帰り?」
女「はい。そうですけど。」
マ「素直にめちゃめちゃタイプだったので、ここで声掛けないと後悔すると思って声掛けました」
女「え、そうなんですか。嬉しいですけど他にも可愛い子いますよ?w」
気づくとガチガチの運命トークをしていた。
でも心からそう思えるくらいタイプの子が目の前に立っていた。
マ「もっと〇〇ちゃんと話したいし、5分でいいからカフェとか話せるとこいこ?」
女「今日はちょっと予定があって急いでいるので、また今度でもいいですか?」
マ「わかった。じゃあ〇日とか空いてる?」
女「その日なら空いてますよ。」
マ「じゃあその日の20時にここ集合ね?」
女「わかりました。また連絡しますね。」
終わった。建前で約束してくれたけど、よく死番するパターンだ。
そう思いながら期待せずにラインを送って放置していた。
「今日はありがとうございました。私も会えるの楽しみにしてますね♪」
「え?これは本当に期待できるやつか?」
女の子から返信が返ってきたことに驚きつつも丁寧にアポにつなげてデートすることとなった。
アポ当日
何とか日程を合わせて12月上旬の仕事終わりの22時から会うことに。
最高のシチュエーションであれば、ご飯の後はホテルに泊まる。
集合時間からも食いつき的にも行けそうな気がしていた。
そんな期待を膨らませながら待っていると彼女は現れた。
「ごめん、遅くなった~」
黒のブーツにベージュのコート、大人っぽいメイク。
会ったときとはまるで印象が違っていた。
「この前会ったときより大人っぽくなったかな?」
そんなことを質問されたが、素直に可愛かった。この子をゲットしたい。心の底からそう思った。
「うん。似合ってるよ。てか今日寒くない?」
そんなことをいいながら手を握り、緊張や自分のものにしたいという思いを隠しつつ、たわいもない話をしながら店へと向かった。
アポ店にて
アポではいつものイタリアンにて。
これまでネトナンで練習したいつものパターンで恋愛トークまで持っていく。
たわいもない仕事の話から恋愛トークへ移行する。
しかし会話の流れから一つ違和感に気づく。
「ん?普通なら話をしていて質問されるところで質問されない。」
そんな中でも媚びないように言葉を選びながら共感しつつ、深い話に持っていく。
元カレがいた。でも将来が見えなくて別れた。
一時元彼とセフレ状態、一度浮気した経験アリ。
美容にお金使うためにキャバやってる。
いろんな情報が出てくる出てくる。貞操観念は高くない。
料理を食べながらいろんな話をした。
素直に話していて楽しかったし、可愛い子が目の前にいることで多少満たされつつある自分にも気づいた。
会話は弾み、談笑して深いトークまでお互いできるようになっていた。
そして恋愛観の話をして共感しつつギラつく流れに持っていこうとした矢先。
女「もうそろそろ終電だから帰るね。」
マ「え、俺はもっと〇〇ちゃんと一緒に居たいんだけど。」
女「明日予定はいっちゃった。また今度ね。」
その時は何が起きたかわからなかった。
ここまで楽しそうに話していたのにもかかわらず、いきなり帰ると言われるとは思ってもいなかった。
しかしこれ以上なすすべなくそのまま駅まで送ることに。
アポ後
帰宅後は何がいけなかったのかめちゃめちゃ考えた。悔しくて悔しくてたまらなかった。
いくら考えたところで、結論として出たのは自分の実力不足。準備不足。
それ以外なかった。
いろんな要因を考えたが事実としてわかったのが店に入る前の方が店を出た後よりも明らかに食いつきが良かった。
ということはアポでの自分の振る舞いや言動で相手の食いつきを下げてしまったということだ。
改善するべきところはたくさんある。
以下は自分自身が今回のアポで振り返りでやっていることだが、読者の皆さんの何かの参考になればと思い公開しようと思う。
※あくまでマサル目線なので参考になるかはわからない。
【食いつきチェック】
プラス面
- ハンドテストが通った
- 店まで行くまでの距離が近かった
- 目を見て話していた
- 笑いが多かった
- 頭を撫でても嫌そうではなかった
マイナス面
- お店に入ってからは自分のことに一切質問されなかった
- 適宜スマホをいじられていた
- 帰りのエスカレーターや歩く距離が離れた
- 歩くスピードが速くなった(終電のせいかも)
まとめ
今回のアポで本当にストリートナンパには夢があると思う。
確かに街コンやイベントに行かない人と出会える。
普段普通に生活していては出会えない人と出会える。
これまでブログや本で絵空事だと思っていたことが現実で起きているのだ。
たくさんの離脱者もいるものの、それ以上になぜたくさんの挑戦者がいるのか本当の意味で腑に落ちた。
しかし今の自分のレベルでは美女とまぐれでデートはできても落とすことはできない。
自分のレベルにあった子しか落とせない。
このアポは自分にとって成長のための糧になる。いや、糧にする。
「今後は美女を落とせるレベルになるために精進する。」
そう自分に言い聞かせることができたアポとなった。